月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

辞書引くことこそ学ぶことだよ

私「ここのover the wireってだいたいどういう意味なん」

生徒「ワイヤーで」

私「overがあるとどういうイメージになるの」

私「辞書引くとこういう図があるからね、

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まず、前置詞のイメージをつかむ。overといっても色々な意味があるから、ざーっと見渡して「ああこういう意味もあるのか」というのをついでにストックしておく。

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overに限らず、前置詞は知っているようでたいてい知らないから、on でも atでも辞書を引いて、「へえ」と思ったものはノートにメモしておく、ということを英語を勉強しているときに1日3回くらい調べるのよ」

 

というように授業中に辞書の使い方を教えることもあります。

辞書引く面白さがわかると英語の勉強は面白くなるんですが、授業中に「この部分の意味を、辞書を使って調べてみて」といってもみなさん辞書の使い方がヘタクソすぎて、辞書=ただめんどくさいもの、くらいにしか感じられていないと思います。

そういうときは、どうやって本文中の意味を辞書を使って特定していくかの手順をその場で教えます。

辞書をうまく使えるようになったら自習時間の効率が上がります。しかも、自分で調べて意味を見つけられるというのは知的欲求を満たしてくれます。「学ぶ」というのは本来こういうことだよな、と思います。

辞書最高です。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp