最近の数学の授業は
・今回メインで教えるお題5〜8題
・次回扱うお題の予習分2〜3題
という構成でやることがあります。
メインのお題が易しめで授業時間の6-7割で終わってしまいそうな時とか、生徒の勉強がかなり順調でどんどん教えていけるときにこういう構成にします。
予習分のお題については基本的には初見の問題なので、こちらがヒントを与えないと最後まで解ききるのが難しい問題です。
先日の授業でもメインお題が終わってしまった生徒に次回の予習分を解いてもらっていて、解き始めて5-10分程度経ったあたりででヒントを出そうかなと思っていたら手が動いていたのでそのまま様子を見ていました。
すると最後まで解ききっていたので、よくやったなと思いつつも後半は難しいからどこか間違っているはず、と思いながら採点したら完答していました。
パターン問題ではないちょっとひねられた問題だったのですが、ひねられた部分でもしっかり自分で考えて、その考えを答案に吐き出しつつ最後までたどり着いていたので、難問に立ち向かう姿勢がだいぶ育っているように見えます。
ここからは私の個人的な感想です。
この生徒は新川高校の生徒なんですが、新川高校くらいのレベルだと青チャートは明らかに難しすぎるので、青チャごり押しの当塾で学ぼうとするとかなり最初はキツく感じると思います。それでも丁寧に学んでいくとよりレベルの高い進学校の生徒でも解けないような問題でも解けるようになるというのは、大学受験の数学で起こる面白い現象です。前述の問題は、一宮高校の生徒でも下位1/4くらいだと初見では解けないです。
この調子で頑張ってほしいですね!