月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

雪の仕組み

昨日は寒くて雪まで降りましたね。

雪が降ると、「どうやって雪ってできるのだろう?」と疑問に思いますよね。

それを説明しましょう。

 

上空ほど空気は冷えるので、

 雲の上のほう・・・氷の粒

 雲の下のほう・・・水滴

があり、雲の真ん中らへんではこれら共存しています。

氷と水滴では、水滴のほうが蒸発しやすい性質を持っています(飽和水蒸気量が高い)。

すると共存している場所では、水滴が蒸発していくのですが、その時に蒸発した水分が氷の周りにくっついて氷は成長します。

それが続くとやがて氷は重くなり落ちてしまいます。

それが雪になり、落ちている途中で溶けてしまえば雨になります。

蒸発した水分が氷におんぶしてもらっているようなイメージですね。

 

冬場の雨や雪はこれでいいとして、夏場はどうでしょうか?

夏場に上空の気温が0℃を下回っていることが考えにくいですよね。

実は、夏場の雨は違う仕組みで発生しています。

夏場は雲のなかで水滴より小さい雲粒(だいたい雨粒の1/100)がたくさん動き回っています。

そのなかでぶつかると大きいものが小さいものを取り込んで、だんだんと雲粒が大きくなっていきます。

それが成長するとやがて雨になるそうです。

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大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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