月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

家庭の役割

当塾ではblogでの情報発信や公開を積極的に実施している一方で、電話番号は非公開のうえ入塾時の面談も保護者同席を拒否しているアンフレンドリーさもあります。

理由は単純でこれだけblogでいろいろ公開しているのにわざわざ電話で聞かないとわからないことなんてないし、入塾時面談に保護者が同席しても話が進まないことはあれど進むことがないからです。

私は受験の合格に近づかない行動をするのが嫌いなので、このような意味のないことを見つけては減らしています。

保護者の方がお金を払うのでごまをすっておく必要もあるのかもしれませんが、塾にいろいろ親切してもらって気持ちよくなりたい人向けの塾なんて世の中にたぶんいくらでもあるのであえて私がやる必要もないでしょう。

とはいえ保護者の方の受験での役割がないという意味ではなく、むしろ逆で家庭でしかできない合格に近づくために超大切なことがあります。

受験生にとって休息の場になるように環境を整えることです。

塾や学校というのはどちらかというと緊張感をもって過ごす場であり、一日が終わって帰宅するというのは充電が切れそうなスマホに充電ケーブルをさすようなものです。

自宅に清潔感があり体調を整えられる食事があればまた翌日にそなえて充電ができます。

普段高校生が「家って落ち着くわ〜」と意識することはたぶんないと思いますが、人が実家に里帰りするときに少なからず落ち着きを感じることを考えると、無意識ではそのような安堵感があるはずです。

 

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp