月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

補習の欠席方法

4月から放課後に強制?で補習が始まる高校もあると思いますが、実際には強制ではなくて任意参加です。まあ費用負担が発生するし、高校の卒業単位には関係ないので当然といえば当然なのですが、「任意といいつつ強制だから」という雰囲気があるので普通に生活していたら高校生は気づかないと思います。

学年全員にたいして用意された補習メニューをやるより、自分でやると決めた問題集を自習で何周も解いたほうが学力がつくに決まっているので、なかには補習に欠席したい生徒もいるので欠席方法を案内しておきます。

といってもシンプルで

1.「補習に参加します」という書類を出さない(&お金は払わない)

2.保護者が同意している書類を用意しておく

3.話し合いの場が設定されるので、絶対出ないと決めてのぞむ

この3点です。1にかんしては「補習に欠席します」と書いて提出でもOKです。それは渡された申し込み書をみて各自検討してください。

書類を出さないだけで補習に欠席できたらラクなんですが、そんなに話は簡単ではなく多少は労力がかかります。しかし補習にでないことで同級生よりは自習時間を何百時間も多くとれることを考えると、十分すぎるほど見返りはあります。

 

コツは「絶対に出ない」という意思を固めておくことです。

学校の先生との話し合いになりますが「話し合い」になるはずがなく、

「補習にでろ」「出ません」

の平行線をずっとたどります。

学校の先生はアホだから話し合いができる相手ではないということを最初に認識しておき、それならばこちらも意思を伝えて理解してもらおうなどと考えずに「出ません」といって話し合いがまとまる前に席を立って帰るくらいの勢いが必要です。

女子生徒に多いですが演技可能な場合はその場で泣くと良いでしょう。

話し合いの場には必ず「保護者も同意している」ことが書いてある書類を持参してください。保護者のかたは「補習にでないことを支持しています」くらいのことを書いてあげてください。ついでに「あたかも強制参加のような案内をすることは甚だ疑問である」とかどうでしょうか。

学校の先生は生徒には強気だが保護者には弱いという属性を持っています。保護者のかたが生徒の100%味方であるという姿勢を表明することは効果があります。

話し合いの途中で、「卒業がどうのこうの」などと脅されることもあるかもしれませんが無視してください。高校の卒業に必要なのは全体の2/3以上の出席(学校によって割合は異なる)と定期考査を受けて必要な点をとることだけです。授業とは関係のない補習は、欠席にカウントされません。

それと話し合いの場で教員が複数名にたいし生徒が1人という極めて不利な状況にされることが多いです(交渉は人数が多いほうが圧倒的有利)。ボイスレコーダーで録音しておくと良いでしょう。

当塾の今年の学年にはたぶんこういう生徒はいないと思うんですが、blogをみている人のなかにいるかもしれないのでその一助となればと思い公開しておきます。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp