月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

中学の数学と高校の数学

そろそろ中学の数学と高校の数学の違いを実感する時期です。

中学までの数学は、授業中に適当な公式や問題の解き方を習って、テスト範囲のワークを1-2回も解けばほとんどの問題は解けるようになり、あとは計算ミスをして70-80点くらいをとる人が多かったのではないでしょうか。

それに対して高校に入ってからの数学は、授業で扱った問題以外にも自分で解けるようにならなければいけない問題が増えます。というかむしろ、学校の授業で扱うような問題というのは(高3の入試演習の授業を除けば)入試問題にはなりません。どれだけ自分で解法を網羅したかに合否はかかります。

そして難問は1-2回といただけでは頭に入ってこないので繰り返し解いて意味を理解していく必要があります。

このように中学と高校では数学の性質がまったく異なるので、同じ「数学」という科目でも別物だと考えたほうがよいでしょう。

解決策はとっても簡単で、当塾にきて勉強するか、塾にこなければ毎日チャートの問題を10題解く習慣にすればよいです。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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1より大きいなんてありえない

今日、生徒が計算中に手が止まっていたのでどうしたのか聞いてみたら

「確率の計算が1より大きくなってしまって・・・」

と言っていました。

こういう感覚があるというのは普段からよく頭を使っている証拠です。確率は絶対に0から1の間しか取りません。それは確率の定義から言って当然のことなんですが、この当然のことをスルーして1より大きい答えを出す人もいます。

その他には、面積の問題の答えを負の値で提出してくる生徒とかorz

私も大学のレポートで何度計算しても確率が負になってむしゃくしゃして「このまま提出してやる!」と思ったことがありますが、そんなことするのは理学部的には恥なので何度も見直して間違いを探すことになります。

そうやって自分で自分の間違いに気づいて修正していくのは、勉強の本質的なところの一部のように思います。

 

 

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何のためにやっているのか

馬鹿馬鹿しい世の中の話の続きですが、先日静岡に旅行にいったときにこの絶景スポットに寄ってきました。

 

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富士山が全く見えない、三保の松原の絶景です。

富士山が見えないとただの海岸です。「私の地元の小田原の海岸と違って、花崗岩が少ないな〜」などと石ころを眺めるくらいしかやることがありませんでした。

そして周りを眺めると、同じく「特に写真をとるところもなく散歩するだけ」という旅行中の家族やらカップルやら、散歩中のおじいさんやらが海岸をうろうろしていたんですが、なんと!みんな律儀にマスクを着用していました。富士山が見えない代わりにとんだ絶景を眺めることができました。

たまには本音を言わせてもらいますが(←普段から本音しか言ってない)、みんなバカなんじゃないですか?(←普段使う「アホ」より「バカ」のほうがより社会に疑念を投げかけている。)なんのために、この解放的な富士山の見えない三保の松原の海岸で、マスクをつける必要があるんでしょうか。外にウイルスが浮遊してるとでも考えているの?全く分かりません。

高校時代に学校の授業で内職を集中していてふと顔を上げたら同級生全員がしっかり授業を聞いていたときに、「みんな授業聞いてるの?!」と驚いた感覚と全く一緒でした。 

は〜世の中ふざけてるわ、なあユッチャン?と妻のほうを見たら妻ががっつりマスクしてましたorz

 

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修学旅行で反省文2枚

今の高3は昨年いくはずだった修学旅行が延期になっているケースが多いんですが、延期になりながらもなんだかんだでいけた高校があるなか、沖縄に行く予定が「中止」になってしまったところもあるそうです。

いや〜沖縄行きが中止というのは残念ですね。私も高校時代の修学旅行は沖縄だったんですが沖縄って日本の中でもちょっと外国感がある土地だから旅行っぽくていいんですよね。昨年もGoToで行く機会がありましたが、沖縄へ行けなかった生徒には申し訳ないんですが楽しかったです。

修学旅行といえば反省文ですね。前も書いたかもしれませんが、高校の修学旅行では滞在先ホテルでやんちゃして思いっきり説教くらって

「明日の自由行動、おまえのせいでキャンセルにするぞ!」

と怒られて、原稿用紙2枚くらいで反省文を書きました。

 反省文って何なんでしょうね?反省文書きながら本当に反省する人なんていないじゃないですか。書かせる側も分かっていて「反省しているフリをしとけ文」っていうのが実際のところだと思います。

日本人は、なのか、人間は、なのか知りませんが、こういう「やってます感」を大事にする人って本当に多いですよね。

学校の宿題とか補習なんてその最たるものだし、街を見渡せばレジ前の大げさシート(大学にも教壇の前に置いてあったりなかったりする)、測定ガバガバの検温、なんでもかんでもアルコール除菌、などみんなで一生懸命「やってます!」感を演出しあっていて本当に馬鹿馬鹿しい世の中です。

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大学のレポート30枚

理系の大学生活は本当に忙しいですね。毎週のように何時間もかかるレポートを2-3本消化していて満身創痍です。でも大学で勉強する理科は最高に面白いので文理に迷う高校生がいたら是非理系を進めようかとも思うんですが、どの講義でも数学をがっつり使うので数学が得意じゃないと安易には勧められません。

夜には普通に働いているのでレポートを書く時間が講義終了後から授業開始までの数時間しかありません。なので最近はblogを書く時間がいつにもましてありません。誰か代わりに書いてくれませんか?

ということで本日は、あさって提出の物理学実験のレポートを紹介します。

普通レポートは手書きで計算するものかワードで提出することが多いんですが、今回はパワポで視覚的にまとめるレポートです。

30スライドありますw

光の性質を「偏光」を通じて観察するんですが、三角関数を用いて理論的に考察しています。

興味がある生徒がいたら30スライド説明してあげますので声を掛けて下さい。

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