月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ラーメン店にて

先週、家族でうま屋というチェーン店のラーメン屋さんにいきました。 正直チェーン店なので味はインスタント麺で食べられそうな味ではあるんですが、家族連れだと味よりもうちの1才坊主が同席できる環境かどうかのほうが優先事項なので、そうなると外食はチェーン店になりがちです。 日曜の夜だったので満席で「カウンターならあいていますが」ということなので、まあちゃちゃっとラーメン食べるくらいならカウンターでもなんとかなるかと思って通してもらったら「もう少しでテーブル席あきそうなのであいたらご案内します」と、おそらくアルバイトの人だったと思うんですが、気の利く人もいるものだと思って感動しました。チェーン店はこちらもサービスを期待していないし、店側もプラスアルファのサービスを提供しようとなんて思っていないと思います。 このお店(長久手店)は店員さんが全体的に明るく親切だったので、良い教育ができているんだろうと思いました。とくにうちは子どもが小さいので、接客で親切にしてもらえるとかなり気が楽になります。 で、翌週も同じお店に行こうという話になったんですが、長久手店は我が家からだと少し遠くて、さらに車で行って道路の反対車線側(しかも中央に仕切りがある道路で右折で入れない)だったので、別の店舗にいくことにしました。 その店舗では接客はまあ普通(↑に書いてあるとおりこちらも期待していないので、ある意味期待どおり)だったんですが、最初に驚いたのはライスがかなり黄ばんでいて炊き上がってからかなり時間が経過した臭いがしたことでした。まあラーメン店ってそういう場合もあるよねと思ったあと、麺をすするとなんと麺が固まっている。家でもお湯をケチって生麺を茹でるとこうなるよね、という束束感のある麺になっていました。 チェーン店でも店によってこれだけ質が変わるのかと思って勉強になりました。どういう経営方式なのかと思って今ちょっと調べてみたんですが、うま屋は直営店舗のほかFC店舗もあるみたいです。長久手店はFCでした。 お店の姿勢というのは結構細かいところに出るので、自分も気をつけようと思いました。 大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎) http://www.sodeng.jp

イメージできてない

最近、といってもここ1-2年の悩みなんですが、自分は塾生が志望校合格のイメージができているか心配しているわりに、自分自身はこの仕事のゴールをあんまりイメージできてません。

もちろん毎日まじめに働いているし、常に塾の改善点を考えて実行しているんですが、それが具体的な目標に向かっているかというと結構あいまいです。

ハングリーさに欠けている気がします。自分はもっと頑張ったほうが多くの人の役にたてると思うので、もう少しエネルギー高めに生きたいです。

 

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受かるイメージ

成功した姿をイメージするというのは割と大切で、とくに難関大を目指す場合には自分が受かるイメージがわくからこそ目標に向けて頑張ることができるという側面があります。最初から受かるイメージがわかなかったら、勉強を始められないです。

でも受験なんてしたことないし自分がどのくらいの学力か分からないのにイメージできなくない?

と思う人もいるかもしれませんが、それはその通りです。

そういう状況でも「なんか受かる気がする」くらいのイメージがあるとエネルギーになります。

受かるイメージとともに大切なのは大学進学後のイメージです。

大学進学したあとで何をしたいのか?もちろん勉強でもいいし、サークル活動でもアルバイトでもなんでも良いです。大学進学してこれがしたい、というイメージがあるとやっぱりそれもエネルギーになります。

私も塾生たちを教えるときにはそれぞれの志望校にどうやって合格していくかイメージします。もちろん「いやさすがに難しすぎでは?」という目標もたまにありますが、難しい目標でも2-3%くらいはなんとか望みが持てるものなので、その2-3%のイメージを膨らませます。

 

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みんなヒマなだけ理論

昨日はワールドカップみて感動した一方で、観客の日本人たちをみたら誰一人マスクなんてしていなくて、いかに日本国内が抑圧環境にあるかわかって馬鹿馬鹿しい気持ちにもなりました。

先日の記事にもかきましたが、今時コロナ対策など神経質になっているように見える人でも結局その人の生活全体をみてみたら合理性なんてほとんどありません。

大学の先生は「マスクしろ」というわりに学生にしゃべらせるわ自分は学生の近くにきてしゃべるわで矛盾しているし、blog読者のみなさんだって外出時にはよそ行きの顔パンツをしっかり身につけているわりに、帰宅したらすぐ外しているんじゃないですか?古い言葉になりましたが自宅が最も「三密」のはずですけど、神経質になるなら自宅でもしっかりパンツ着用すべきだと思います。

この矛盾を説明する理論として、「みんなヒマなだけ理論」を提唱したいと思います。

結局、みんな夢とか目標がなくてヒマだから、話題が欲しいんですよ。刺激がほしいんです。

たまにカフェにいくと後ろの席から子どもが中高生のママたちが熱心に教育の話をしているのが聞こえます。主婦をやっていると子育てくらいしか話題がなくなるのは仕方ないのでそれを「ヒマ」というネガティブな言葉で説明するのは大変申し訳ないんですが、自分がもつ未来についての話題がないヒマな人が誰かと会話しようとするとどうしても他人(この場合は子ども)の話題になってしまいます。

あー今思い出しました。私が以前会社勤めをしていたとき、みんな噂話が大好きでした。まあまあ給料がよくて仕事も楽というかかなりホワイトな職場だったので、ヒマだったんでしょうね。今もみなさん噂話に花を咲かせて居るんでしょうか?

別の例を挙げると、昔住んでた家の向かいのおばさんが他人の家庭のゴミの出し方にうるさい人でした。「朝何時に出せ」みたいな細かいことを言っていたような記憶があります。もちろん望ましい時間帯があるのかもしれませんが、みんないろんな生活をしているんだから無理なときもあるでしょう。色々な事情があるかもしれないから、他人のことはうかつに突っ込めないし突っ込むべきではありません。でも突っ込んでしまうのは、気になっちゃうからです。なんで気になるかというと、ヒマなんですね〜。老後に突入するとそりゃメリハリのない毎日になるんでしょうね。未来なんて老衰しかなさそうだし。

というわけで、人はヒマになるとどうしても自分以外の何かを話題にしたくなってしまう生き物です。そこで格好の話題になっているのが、theコロナです。

マスクをしてない人は注意したくなるし、マスクをしていても鼻がでていると「鼻だし」とかいう新しい修飾語までつくって注意します。

でもみなさん自分で感づいているかどうか知りませんが、感染症対策という大義名分をかかげているように見えて、もうめちゃくちゃ矛盾してます。一方ではガチガチに神経質になって他人のマスクをとやかくいい、一方では帰宅して「は〜今日も疲れた」といってマスクを外してくつろぎ、濃厚接触タイムに突入です。

それで海外にいって周りが誰もマスクしてなかったら自分もしないんですよ。自分の意思で生きているのではなく、他人と他人の間で呼吸しているようなもんです。それでいて日本に帰ったら私みたいな年中素顔人間をみて「うわあの人」とか思うんですかね?

は〜アホくさ。

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しびれた

昨日はabemaでワールドカップ日本対ドイツ戦を観戦しました。我が家にはテレビがないのでネット放送はありがたいです。それにしても前半0-1から後半2-1へ逆転してとても興奮しました。こういうドキドキ感は日常では露頭で岩石を観察するときくらいでしか味わえないので、癒やされますね!心がリラックスできました。

私は中学までサッカー部でしたが高校からは軽音楽部など文化系で生きてきた人間なので、屈強な男子たちがバチバチスポーツをやっている姿は憧れます。

試合後の浅野選手のインタビューも感動しました。

「(前回ワールドカップでは選手に選ばれなくて)この4年半、この日のことをイメージしてずっと練習してきて結果がでて嬉しい」

というような内容のとてもいい言葉でした。誰にもできないような大きな結果をもたらすのは、毎日の努力の積み重ねだということです。私みたいに毎日真面目に働いている人間にとっては激励の言葉でした。

受験生諸君もよく↑の言葉を解釈してほしいです。志望校の合否は入試当日の数時間のペーパーテストの出来によって左右されますが、その数時間にどうペンが走るかというのはそれまで数年間の毎日の勉強によって決まります。入試とは入試当日なのではなく、むしろ入試前日までの地味な自習の積み重ねです。

でも高校生諸君は人生経験が少ないので、毎日の積み重ねが数年後の大きな結果につながるイメージがあまりわかないかも知れません。

blog読者の教育ママたちは子どもに勉強をやらせるより、楽器やスポーツなどで毎日の地味な基礎練習がいかにその後の大きな成果につながるのかを体験させるほうが、あとあと勉強以外にも応用がきくのでいいと思います。でも高校生になってしまったらそんな課外活動やってるヒマないので、おとなしくうちの塾に預けて任せて下さい。

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