よく塾や予備校は、美容室と違ってお客さん気分で通うだけではダメだという話があります。これは本当です。
塾に通い始めることをきっかけとして学力が伸びる生徒というのは、もともと自分で勉強を取り組んでいるなかで問題意識がある生徒です。そういう生徒は「自分で選んだこの参考書で、このまま勉強して良いのか?」「学校の勉強を頑張っているが、本当に大学に受かるのか?」という問題意識を元々持っていて、それを解決する手段として塾を利用します。
塾や予備校というのは学校と異なり大学受験に特化した場所ですから当然科目毎に効率的な勉強を知っています。その知恵を使って、普段の自分の自習を改善することで勉強の質があがり学力が伸びるという仕組みです。
普段から勉強しているのでもともと勉強量は確保しているわけです。学力というのは、
勉強量[時間]×効率[習得量/時間]=学力[習得量]
で計算出来ますから、もともと勉強量は確保していて、今まで0.5だった効率が2とか3になることによって1時間勉強して得られる知識が4倍5倍になっていくのです。
一方で、塾や予備校にお客さん気分で行く生徒というのはどういうケースでしょうか?もちろん本人が自覚的に「俺様は生徒様だ。授業を受ければ学力があがるのだ」と思うことは無いでしょう。無意識的に「塾に行けば学力が伸びるはず」という期待を持っていて、漠然と塾に通い始める。そんなケースが、お客さん気分の生徒です。
予備校に通い始めたけど学力が上がらない。それは授業が悪いからだから、違う先生の講座を取ってみよう。そういう発想になっていませんか?だとしたら、それはお客さん気分の生徒の特徴です。
まだ塾や予備校に通っていない人は、通うことをきっかけにして効率を上げればよいですし、すでに通っている人で今まで自習を重視していなかった人は、一度3週間連続で毎日5時間勉強してみてください。3週間継続出来れば、その後も自習が習慣になっていくはずです。
清須市の大学受験 相伝学舎
TEL: 052-508-9988
LINE@: @sodeng
web: http://www.sodeng.jp