月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

納得して勉強をすすめること

大学受験勉強を始めたいという生徒が、一方で学校のテストもけじめとしてそれなりの順位を取ってからにしたいと言っていたので、それなら塾で勉強するのもテスト後にしたらよいという話をしました。

もちろん、2週間かけて暗記するテストの内容なんて1週間以内に忘れるものだし、テストそのものが受験に直結するかというとそういうわけでもないので、受験勉強の開始時期を遅らせればそれだけ機会を失うことになります。

論理的に考えてみればそんなムダなことはやめてさっさと受験勉強とりかかろうぜ!となるんですが、無理矢理納得させたところでテスト週間になればそわそわすることが目に見えています。それならばテストはテストで片付けて、気持ちをスッキリしてから受験勉強を始めてくれたほうが納得感があり良いだろうと思い、そのようにアドバイスしました。

人間は論理より感情で動きます。感情が納得した論理が採用されるのです。約1ヶ月を失うことになりますが、そのくらいならカバーできるでしょう。

ちなみにこの話は高校1年生の話です。高校2年生ではこんなことはさすがに言っていられません。

というわけで私の塾に興味を持ってくれている高校生は、学校の勉強、学校の定期テストと決別する覚悟が出来てからご連絡ください。 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp