高校1年生のうちから受験勉強を開始して高2ですでに高い学力をもった生徒をみると、受験というのは基本的に早い者勝ちなのだと認識させられます。先行者逃げ切り!というわけです。
世間的には、先行者逃げ切りストーリーなんておもしろみもないし感情移入もできないから一方で、ビリギャル的逆転ストーリーは「自分にも出来るかも」と思える要素があるだけに感情移入が出来るし面白く感じるものです。
しかし高1から勉強をがんばっているやつの知識の蓄積量というのはハンパないわけですし、そういう生徒の1時間と、後からスタートした学生の1時間というのは価値が全く違う(=下図グラフの傾きが違う)ので追いつく要素がありません。高1からスタートするような生徒というのは頭が良い割合が高いですしね。
もちろん逆転は不可能ではないので、すでに高2、高3の人はだからといって諦めないで頑張って欲しいわけですが、誰もが憧れる〇〇大学みたいなところに行きたければ中途半端な努力では無理ですよ。
実際には中途半端な努力しか出来ない人が多いわけで、私からすれば、高校受験の塾にそのまま通い続けるのか?なぜ学校に指導を任せっぱなしなのか?解せません。。。できたてほやほやの私の塾は実績がないから怖い、という人でもせめて河合塾とか駿台とか行っとけよ!って思います。
テキトーな行動する人が多いのは「まだ働きたくな〜い。学生あと4年間やってた〜い。」という延長戦希望という感じなんですかね?そういう人からすれば、「3年間必死で勉強して良い大学に入っとけよ!」という私の意見というのは、夏の夜にブンブンうっとうしい蚊くらいの存在なんでしょうね。
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さて、この記事を書いている現在22時というのは塾の自習室閉館の時間なのですが、最後まで残っていた中学生が帰っていきました。なんと夕食はこれからだそうで、確か13時半頃に自習室に来ていましたからぶっ通し8時間半?この集中力はちょっと真似できないですね。