月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

中学生の冬期講習&合宿向け教材の選定

年末年始に合宿をやるというアナウンスをしまして、来る者拒まず去る者追わずの相伝学舎としては任意参加で募集をかけたところ中学生も高校生も何人か参加することになったので、今は準備をしています。

基本的には手元にある教材を中心に取り組んでもらう予定なのですが、どうしてもカバーしきれない部分については適切な教材を探す必要があります。とくに中学生ですね。

そしてなんといっても中学生の勉強は参考書のチョイスが重要!生徒によって簡単すぎず、難しすぎずの範囲が異なるのでちょうど良いものは何かを色々吟味する必要があります。この辺は、数学なら青チャートでOK!な高校生とくらべて難しいというか面倒というかカネのかかるところです。

 

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こういう教材にはパンフレットがあってそれをみて発注をするんですが、パンフレットは限界があるので実物を比較しないといけません。塾用教材の販売店さんにいけば実物があるので比較できますが、見に行くのに時間かかるので私の場合は候補を買って手元で比較することにしています。

 

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↑一問一答とかいう、単語帳みたいなノリの問題集とか、

 

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↑こちらは中学1〜2年の復習です。

 

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図形問題を中心に演習してもらう予定の生徒には、こういう単独テーマのものもあります。

このように同じテーマで複数冊買って、一番良さそうなものを私がチョイスし場合によっては生徒に選んでもらいます。まあ教材による差はやる気による差と比べたら微々たるものですがそれでもこだわるのが先生心というものでしょうか。もちろん教材費としてお支払いいただくのは実際に使って頂くものだけである上、マージンをのっけないほぼ原価です。

実は県内の大手の塾が使っている教材って、ほとんどが広く流通しているものなので私が手に入れられないものは無いのです。そして集団授業となると教材は全員同じものを使わざるを得ませんが、うちの中学生クラスはほぼ個別で指導しているので教材は自由です。

今や中学生は5段階で単純に分類できるものではなく、環境や目標によってやるべきことが多様化しています。こういうニーズの変化は規模の大きい企業にとっては対応するには利益が出ないので、後から参入してくる小規模なベンチャーに負けてしまいます。イノベーションのジレンマというやつです。*この段落は「イノベーションのジレンマ」という単語を使いたかっただけなので適当です(笑)。

私の塾では、教材を個別に選定するのはもちろんのこと、宿題はほとんど与えないで計画の立て方&実行のサイクルを重視していますし、自習室に来ればまわりで勉強しているのは地域でトップクラスの高校生たちです。もうこれ以上の塾は無いのでは?という自信があるのですが、

実は・・・

来年度から中学生のクラスはやらないかもしれません。今年度は高校生を1,2年に限定していましたが来年度からは1,2,3年になり週7日埋まってしまうんです。どうしましょ。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp