月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

マッチング

春期講習希望者の説明会が一通りおわりました。最初のころはずいぶん緊張したものですが今ではもう緊張することはありません。ただ、初めて会う人と会話するのは色々なことを考えるので結構エネルギーを使います。とくに高2、高3の面談では模試結果を持ってきてもらってその生徒の現状を理解することと、当面の受験勉強生活の始め方を考えるのでぐったりします。

状況によっては私から「体験授業の日から受験がおわるまで毎日12時間勉強できるか?」という質問をすることがありますが、脅しているわけではなくてその生徒の学力と志望校を考慮した結果ですべて発言しています。

他の先生なら「おまえの学力でその志望校は無理だから、志望校を下げろ」というだろうところを、私なら志望校を下げずにまじめに合格を目指すならこうするしかない、という観点で考えるということです。

塾で勉強するということはお金のかかることで中高6年間で車を1-2台買えるくらい費やすご家庭も多いことでしょう。

これが高校受験の塾なら、塾で学ぶ週4-9時間程度があるだけである程度結果が出るものですが、大学受験の塾において週4-9時間勉強したところで偏差値は1も上がりませんし志望校の合格への距離も縮みません。

最初から結果が出ないことが分かっているのであれば数十万円の無駄遣いに終わるだけなので、塾に行く必要はありません。

そういうわけで、私は面談においては塾で学ぶ生活ができるかどうかのマッチングを重視しています。面談にきていただいても体験授業に進む人は割合としたら3割くらいでしょうか。あまり多くはないです。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp