月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

この指止まれ

高校時代くらいから私はずっと言いたいことを言ってしまうKY体質なところがあります。もちろんそれが良い結果になることもあれば、悪い結果になることもあり、言うのが良いのか言わないのが良いのかは生き方や美学の問題なのだと最近は思います。

ブログでも主義主張を明確していますが、これは良いことだと思って書いています。

ここ数日、近所の高校をまたボロクソに書いてしまいましたが実は相伝学舎の生徒の半数は五条・西春・一宮西で占められています。これが良いことだと思う一つの理由です。

高校という狭い世界で生活していると学校の言うこと=正しいと思い込みがちですが、何度も書いているとおり高校のスタイルに合う生徒にとってはそれでよいし、合わない生徒には別の考え方があることを誰かが示すことが必要です。

私の塾の生徒で五条・西春・一宮西に通っている生徒は基本的には「学校の勉強ではうまくいかないと思った」から通塾してくれているのであり、どんな状態であれ塾にきてくれればそれまでよりも学力があがるようにお金を頂いて指導しているのですから、彼ら彼女らにとってはプラスになっているはずです。

清須市内の中学生により自由主義的な高校に進学して欲しいという絵がある一方で、今後も五条・西春・一宮西に通う高校生のなかで、そのスタイルに疑問を持つ生徒はひと学年350人×3校で1000人近く居れば数十人は必ずいます。これらの高校の指導方針は好きではありませんが、だからといってそこに所属する生徒が嫌いなわけではなく、やばいと思ったら塾通いを検討してほしいと思います。

もう一つ、私が明確に発信している理由は保護者向けです。どれだけ管理教育に疑問を持っていたとしても、自分が生活している基盤が清須市やその周辺という半田舎の町である以上、そこにいる大多数の勢力の意見にどうしても影響されてしまうところがあると思います。とくにお母様が近所のスーパー、信金、役場、会社などどこだかわかりませんが働きに出ている場合、刺激的な仕事はよほど無いでしょうからみんな退屈な仕事のあいまにすることといったら子供自慢でしょう。そこで「名古屋市の高校に行かせようと思っていて・・・」などと発言したら肩身の狭い思いをしている人もいるんじゃないでしょうか。

という極めて具体的な例を出してみましたが、結局「こうすべき!」ということを明確に主張する人がどこかにいないと、反論された場合に不安になってしまうのが人間です。そういう人にとって、ブログを読んで不安を取り除いてほしいと思い、主張を書いています。

 近代科学の時代において宗教がすたれないのも不安な心のよりどころだからでしょうね。

「木村その通りだ!」とご賛同いただける大人の皆様は未来をになう高校生を育てる塾・相伝学舎への寄付(一口5万円、4口以上から)を受け付けていますので宜しくお願いします。笑

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp