月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

学力に関わる出費は気にしない

ランニングコストはできる限り圧縮したら、あとのお金は学力に関わることにどんどんつぎ込みます。
まずコピー機はどれだけ印刷してもたかが知れているのでバンバンつかいます。印刷に失敗したら捨てます。失敗した用紙の裏紙に印刷されたプリントで勉強する気は私は起きません。「環境問題は一人一人の意識」と小学生時代に刷り込まれますが嘘です。個人がどれだけ無駄遣いしても何も起きません。
一冊1000〜1500円の市販参考書はきになるものがあればどんどん買います。実際に生徒に指示して使ってもらうものは増えませんが、私が読んでヒントになることがあれば授業に反映します。なので私の本棚は昨年だけで20万円分くらい増えました。
教科書ガイドも生徒の要望があれば買います。古文を全訳予習させる自己満教師対策が中心です。数学の問題集の解答だけ配らない授業の対策もあります。教師からすれば自分の授業に強制的に予習させることができて最高に自己満足できるのでしょうけど、どれだけ自分の授業に自惚れたらそんなことができるのか…。生徒の貴重な時間を買えるのなら多少高くても安い買い物です。なかには学校教員しか買えないものもありますが、色々な手を使って手に入れます。
こんな具合なので食費を除けば頂いた月謝はいまのところほとんど使い果たしています。気分は倍プッシュ!