月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

5%しかない?5%もある?

志望校の合格可能性が5%だと言われたらどう思うでしょうか。

5%しかない

と感じるか、

5%もある

と感じるか、どちらかでしょう。

私はもちろん、どちらでもありません。

「そのパーセントの意味は何?俺には関係無い」

と考えます。

試験というのは合格最低点を上まれるかどうかというシンプルな話であって、合格可能性というのは誰かが安心したり不安になる材料以上でも以下でもありません。私は現役時代にずらっと並ぶE判定の文字を気にしたことはありませんでしたが、最後に合格点をとればよいと思っていたからです。

過去100人が取り組んで1人しか成し遂げられなかったことに挑戦するとしても、それはあなたが1%の確率で成し遂げられるということを意味しません。過去100人に1人だけしか出来なかったというだけです。

過去100人が取り組んで、だれも成し遂げられなかったことに挑戦する可能性は0%でしょうか?そんなはずはありません。誰にもできなかったことでも、自分は出来るかもしれないのです。

もし過去に起こった確率通りに世の中が進んでいったとしたら、自動車や飛行機や携帯電話は存在しません。100年前には可能性0%としか思えなかったことでも、現時点であたりまえのように存在していることはいくらでもあります。

生徒が目指すべき大学や高校が、その生徒にとって相当の飛躍が求められるレベルだったとしても、それを成し遂げられる可能性が0%だということはありえません。ある程度時間の余裕があればどんな高い目標でも1%は可能性があるでしょう。

私はどんなことでもその1%に入る自信があって生きているので、生徒がそこを目指すといえば、そこにたどりつく道のりが必ずあると同じように考えます。何パーセントの確率で合格するだろうか、と考えるのではなくて、自分が/生徒が合格するとしたらどういう道のりだろうか。

しかし、多くの人は99%に入ってしまうと思うのでやる前から諦めてしまいます。自分で勝手に諦めるならまだマシなほうで、親や先生が99%無理だと思い込んで当事者である生徒を諦めさせる、というのはなんかもうご愁傷様としか言いようがないですね。マイナスにしか考えられない人とは付き合わないに限ります。

受験でもなんでも難しいことを成し遂げられる人というのは、半信半疑でやっている人よりも自分はできると強く思い込んだ人のほうが多いことでしょう。

だから、できると思い込むことは何かにチャレンジするときの最初の一歩です。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp