月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

良かった

合宿期間中は9時〜21時で塾を開けていて、当然生徒も朝の9時にきて夜の21時に帰って行きます。普段よりウォーターサーバーの減りが早かったり、普段より掃除でとれるホコリの量が多かったり、トイレットペーパーの減りが早かったりして、塾がフル稼働している感じがします。

私が借りるまでこのテナントはしばらくの間借り手がいなかったらしく、たしかに借りてから1ヶ月くらいは掃除の日々でしたが、3年前まで何もなかったところに塾を作って、勉強を頑張っている生徒がいてなかには私の塾にきて色々なことを得ている生徒もいると思うと、塾を開いてみてよかったなと思います。

私がトレンドマイクロという会社を辞めたときに、私の担当していた仕事は誰かがやったのだろうし、私が減ったことによって欠けた営業のヘッドカウントは採用することによって補充されたことだと思います。別に私がやらなくても、待遇がそこそこ良い仕事なのでやりたい人はいくらでもいるし、出来る人もまたいくらでもいます。

しかし今やっている仕事というのは、私がやらなかったら誰もやっていないし、私が辞めたら誰かが居抜きで借りて塾を開く、ということもないでしょう。また、高校生中心でやっていることにより他塾から移ってきた生徒というのはほとんどいないので、誰かの仕事を奪っただけ(社会からみてプラスマイナスゼロ)ということもありません。

とりあえず現時点で私がこの世に生きたというひっかき傷くらいは社会に与えられたと思うので、あとは足跡になるくらいもっと働きます。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp