月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

作業は誰でも出来る。計画は誰もやらない。

昨日宣言したとおり今日も頑張りました。高3の英語の授業の日は、全時間割のなかでも一番ハードで準備から授業が終わるまで8時間くらいの長丁場なのですが、やることはもはや作業なので体力的に疲れるだけで、誰にでもできる簡単なことです(いやもちろん誰にも出来ませんが)。

英語の授業に限らず、決めた時間割通りに準備・実施するというのは簡単なんです。やるだけですから、齢30の大人からすれば、やっておわり。夏休みの時間割のように一日に2コマ授業があるような日はある程度計画的に準備しなければいけませんが、それも簡単。やるだけです。

しかし一番難しいのが全体の計画を立てることです。これがとにかく頭を使ってつかれる。

私の話でいえば、清須市で塾を開くということを決めるまでにとにかく時間がかかりました。塾を開くことを決めたあとも、各学年の授業の方針を決めることに時間がかかりました。今はすでに新年度から4ヶ月がたっていますが、毎回の授業の内容は変わらないものの数ヶ月後に何をやっていくかを考えるのは、やっぱり大変です。

ずばり言わせてもらうと、みんな計画を立てません。多くの中高生たちはみんなやらされることに一生懸命で、何をするかを考えて実行に移せている人はほとんど居ないのではないでしょうか。

しかし大切なのは、自分をおいつめて行動することよりも何をするかの方向を定めることです。何を計画するかによって未来は決まってしまうといっても過言ではないと思います。もちろん行動力のない、無気力な人は論外です。

でも中高生たちが計画しないのは、周りにいる大人が計画しないからであって、その真似をしているだけですから責められるべきではないのも事実です。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp