月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

大学入試が変わってもやることは変わらない

今日の中日新聞で名大大学院の植田健男教授の、新大学入試についての記事があったので一部要約して紹介します。

記憶力重視の大学入試を見直すこと自体は間違っていない。しかし、新テストのシステム設計はあいまいで、これでは各大学がこれまで以上に二次試験に依存せざるをえない。知識に加えて思考力と主体性を受験者に求めることは、選抜性の高い大学からの要請だけを重視しているような印象があり、そうではない多くの大学にとって必要な課題かどうかは疑問である。

私は、大学入試はそもそもたいして変わらないか、変わったとしても対策として必要な勉強や求められる能力は変わらないと予想しています。日本では学歴が良くも悪くも大きな意味を持っており、大学入試が変わろうと変わるまいと東大は東大、京大は京大であって普通の高校生や大人であってもそれに憧れを感じるものです。そして、それを手に入れるために効率的な勉強を追求することはこれからもそして今後も変わることはないでしょう。英語にスピーキングが入ったとしてもそれを効率的に体得できる人順に合格していくのであり、このことは今の大学入試でも同じことです。多くの高校生が非効率的な勉強をしているなか、自分で調べて効率的な勉強をしている人から順に合格していきます。

だから小中学生およびその保護者のみなさんは、「私のときには大学入試が変わるんだ」といって暗記を放棄してはいけません。

清須市の大学受験 相伝学舎
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