月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

正直に伝えます

最近、飲食店についていちゃもんつける記事が連続していますが、私は妻と食事にいくと「美味しい」と「まずい」を明確に意見し、また妻の意見も聞きます。外食というのは何を食べても「美味しいね」と言っておけばその場の雰囲気は保たれるしお互いの気分が良いままでいられるものですが、私はそういう配慮がありません。

昨日、車で外出して帰ると家の前に移動販売のパン屋のバンがとまっていて駐車しつづらいという事案がありまして、しかし一方でパンはあれば食べたいので一度家に荷物を置いてから妻に「パン買いに行くぞ」といってそのバンのところにいきました。で、「すみません駐車しづらかったですよね」と声をかけられたので「はい」と答えました。後で妻に「ああいうときは、停めづらかったとしても『そんなことないですよ』というものだ」と言われましたが、そういう感覚はありませんでした。

塾で生徒と話していても、同じように思ったことは配慮なしで率直に伝えます。学力が低いとか、志望校射程距離、とか、そういうことをです。どちらかといえば「なせばなる」的スタンスでいるので、「ヤバいぞ」というより「いけるぞ頑張れ」ということを伝えるほうが多いです。

困るのは入塾の面談のときで、1時間の面談で体験授業およびその後の指導の方針が明確に見えるのが6〜7割くらいなのですが、あとの3〜4割は面談だけでは指導方針が思い浮かばないのです。営業トーク的にいえば「うちの塾でやれば大丈夫!頑張りましょう!」とでも言っておけばよいのかもしれませんが、思ってないことは言えないので、「う〜ん、わかりませんね」といって2〜3分くらい考えこんでしまうこともあります。(ちなみに私、最近は考えこむとクセで呼吸をとめてしまうので苦しくなります。笑)

結局「何が問題の原因か分かりませんが、手探りでやってみます」という具合の提案をすることになり、私もわからないしおそらく生徒(&保護者)もよく分からないという、もやもやした結論を迎えることになります。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp