中学生クラスで数学の問題を解かせるとダントツに計算の速い生徒がいまして、他の二人の1.5倍から2倍くらいでどんどん問題を進めてしまいます。
しかも、その速い計算は暗算!
解いてもらった問題を採点するときに計算過程が明らかに少なく、かといって計算用紙を渡しているわけでもありません。
入塾したときからずっと不思議だったんですが、秘訣を聞いてみたら、そろばんをやっていたのだそう。他の二人もやっていたらしいのですが、到達した級が全然違うようで、3段?がどうとか言っていました。
羨ましいですね〜。数学は中学のうちはほとんど計算力勝負だし、高校になるとちょっとは思考力勝負なところも出てきますが、結局数IIIでまた計算力の重要性が増してきますから、速くてミスの少ない計算は武器になるでしょう。
教育するなら年齢は低いほど良いとある本に書いてましたが、そろばんによる計算力強化とはまさにそのことですね。