月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

小論文なめてました

今日は何をかこうかな〜と思っていたら小論文を勉強しはじめた生徒が帰りがけに「小論文、なめてました」と言って帰っていきました。(笑)

「自由英作文と同じくらいのノリで書くものかと思ってました」とのことです。

きっと他の高校生たちも同じような認識なんじゃないかと思います。小論文というのが600〜1000字くらいの作文だということは知っていても、何をどう書くのかという実態を良く分かっていない人がほとんどでしょう。

多くの高校生は実際に小論文をつかって受験するにしても、小論文を教えてくれるところが少なくてあるとしても名駅周辺、かといって名駅まで通うのはめんどくさい、それなら参考書で済ませようとなって、本屋にいってみると「小論文のよくあるテーマとその書き方」というようなあっさりした内容のものが目について、それの例題をいくつか書いてみて「こんなもんか」と思っておわり、という感じ?

実際には背景知識を一通り暗記して、その背景知識を用いて自己と他者、健康と障害者、インフォームドコンセント、環境問題、などの話題について考察する訓練が必要です。時代背景をきちんとおさえれば小論文の内容は似てきます。だから、私は小論文にはある程度模範解答があるのではと考えています。

清須市の大学受験 相伝学舎
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