私の英語の指導ではセンター160点までなら必要な参考書は3冊で済ませます。速読英単語が1冊に、英文解釈の参考書が2冊です。単語帳は受験が終了するまで何周もとりくんでもらって、英文解釈のほうは10ヶ月くらいかけて3周やってもらえば、読めない英文はなくなります。
センター英語の後半は英語が読めさえすれば落とすことはないので、長文問題で失点を防いで前半の文法問題で知っているものだけ正答できれば160点にはいきます。
さらに180点を目指そうとしたら、文法の参考書を2冊ほど仕上げてもらいます。
英語において文法問題というのは高校生の勉強のメインどころであるのに、案外出題されません。長文を正確に読めさえすれば、だいたい合格点にはのせられます。なので、私は文法問題を授業中にやらせることはないし、センターで9割欲しい生徒を除けば参考書も紹介しません。あ、でも去年は英文解釈の参考書を3周やりきってしまってやることが無いという生徒に文法の参考書を紹介しました。
英語だけでなく、他の科目も必要な参考書というのは5冊以下くらいのものが多いです。大事なのは、何周もして理解を深めることです。
塾や予備校にいかずとも、受験科目数×1万円くらいの出費で大学受験はなんとかなってしまいます。実は。