月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

群数列キツイ、塾初の物化

今日は16時の高2数学から始まって最後の高3数学は21時に終わって、5時間の授業でしたが大変疲れました。昨日は「大して疲れませんドヤッ」と言っておいて、前言撤回します。今日は疲れました。

一番疲れたポイントは高2数学の群数列の3問。群数列なんて自分の手元で解く分にはさくさく解けるんですが教えるのはキツイ。今数えているのが「第何項」なのか「項そのもの」なのか常に意識しなければいけないし、生徒にも意識させないといけない。抑えるべきポイントさえ分かってしまえば、模範解答の見た目ほど重い問題でもないんですが、そのポイントを覚えるまでに結局時間がかかるんで、重いですね。

私の板書コンセプトは、なるべくロジックが自然な流れになることで、チャートを含む数学問題集の多くは「なんでいきなりその計算してるの」という疑問にあまり答えてくれないんですよ。なので解答の最初から最後までの頭の発想はできる限り自然になるように教えたいし、自然な流れになっていないと半年ぶり、1年ぶりに問題を解いたときに第一手を思い出せないんですよね。

最近やった数IIIの積分の証明問題で、t=π-xとかx=π-tとおく第一手も、あまりに定石なので覚えてしまうといえば覚えてしまうんですが、それをすることで積分区間がいい感じにハマるというのがポイントなので、そういう背景は授業で抑えたいですね。

それで今日は私が授業をやっている間、秘密の第二教室で物理化学の先生に来てもらって高3向けに授業をしてもらいました。この塾で、私以外の先生が教えるというのは塾史上初なので、めでたい日となりました。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp