高校3年生たちは朝から晩までひたすら自習をしているから夏休みで学力を相当伸ばすだろうし、高1、高2の生徒達もテンションが高い生徒は授業の無い日も自習室で同じく自習をして学力を伸ばしています。
全員に共通した目的はただ一つ、第一志望に合格したい、それだけでしょう。
毎日10時間以上勉強して大学に行く価値はあるのか?高1、高2のうちから貴重な青春の時間を削って勉強をする価値はあるのか?
当然、その答えはYESです。
たった3年間の高校生活を充実させて死ぬまでの60年間を消化試合的に過ごすのか、3年間は時間を勉強に投資して残り60年間の充実を図るのか、考えるまでもありません。
かくいう私は高2途中までは空気の抜けた浮き輪状態で、勉強なんて何もせずにひたすらギターばっかり弾いていたのですが、高校生活の後半は勉強に捧げました。
あのとき「そろそろ勉強やるか」と思った自分に感謝してます。
こう書くと「高2からで間に合うのか」と勘違いする人もいると思うので忠告しておきますが、私は相当メンタルが強いので「やるか」と思った日から最後まで、学校の授業を全て無視して内職を続けられましたし、決めたことはやり通すタイプなので受験勉強中のゆるみはほとんど無かったと思います。
偏屈クソ野郎じゃないと、そんなこと出来ません。公立進学校に在籍する生徒というのは優しい人が多いので無理です。
高校受験を終えた高1の最初からコツコツ積み上げていくほうが、よほど確実だし、優しい人にはその道しかありません。