月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

3学期はサボればよろしい 2

 受かりたいならやるべきことはほとんど決まっています。ちゃんと選んだ参考書を繰り返し取り組んで身につけること、合格最低点の計算をして過去問題の研究をすること。以上です。ちょっと考えたら分かることですが、受験生はみな学校の言う通りになんとなくやって、なんとなく落ちていく。あなたの人生、もっと大切にしたほうがいいんじゃないの?

だから、大学受験というのはみんなが一生懸命学力を競い合っているようにみえて、学力を競う段階に進む生徒というのは少ないんです。みんな、学力を身につける以前に考え方が終了しているので、どれだけ勉強しても学力が上がりません。「あー、そっち方向に進んだら行き止まりだよ〜、行き先を修正しないと第一志望の合格にたどり着かないよ〜」という光景をこれまで何度見てきたかわからないし、場合によっては直接的な表現で生徒に伝えることさえ何度もありました。私が「この参考書やれば学力つくよ」と教えてあげてもしばらくたつと全然違うことやっているという光景はもう驚いたりしません。ただ、私の求心力のなさを反省するばかりです。

3学期の自由登校もそう。今年の1月も私の塾生だからといって全員がそうしたわけではなかったし、次の1月も同様でしょう。でも、受かる人の基準でいえば3学期なんて学校にいきませんよ。まあこれはその人の基準というより、進学校なら普通は空気を読んで3学期に登校させたりしないということのほうが適切な表現ではあるのですが。

 

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清須市の大学受験 相伝学舎
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