先日塾のすぐ隣で清洲城のお祭りがあって、「どこにこれだけ清須市民が生活していたんだろう」というほど賑わっていたんですが、私が考えることとしたら「なんでこの人達はうちの塾に来ないんだろう」という疑問であります。
で、久々に入塾を決めてくれた生徒がいたと思ったら、ご自宅からは一時間程度の距離。今日、高2の生徒に「きみたちの通塾時間、何分」とアンケートをとったら、平均して50分でした。この数字で張り合ったら駅前の大手予備校ともいい勝負できそうです。「おまえんとこ何分〜?!おれ50分〜!」みたいな。
それだけ通塾時間が長いということは、色々な塾や予備校が近くにあるのをすっ飛ばして通ってもらえるということなので私は嬉しい。そして、自慢。
でも一番思うのは、入塾を決意する生徒本人の向こうにいる親の存在です。遠方から見つけてくださるのは基本的には生徒本人ではなくて保護者のかたなので、子の受験のため(将来のため?)には多少遠くても検討に値すると考えていただくのに、愛を感じます。
人間の成長というのは家庭という器によって左右されるのだと、あらためて考えさせられます。