月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

この時期の高1によくある悩み

そろそろ数学が思うように習得できずに悩み出す高校1年生が増える時期です。とくに、夏休み明けに模試を受けた生徒のなかには、その結果をみて肩を落としている人もいるでしょう。

問題はおおむね2点あります。

まず、数学の勉強量が圧倒的に不足していること。中学の数学はテスト前に塾の問題集をさらっと二回くらい解いておけば90点は狙えました。それが高校の数学となるとテスト前に問題集を一周とききるのでさえ相当無理があります。二週できたとしても、テスト後に解き方を忘れてしまっているでしょう。中学のときと同じノリで解けるのは基本的な計算問題にとどまります。

次に、勉強時間を確保していたとしても、難し問題の解放をただ暗記する勉強では、定期テストの問題には対応できますが模試の問題には対応できません。解答の意味を理解して覚えないと、少し問題の質問のしかたを変えられただけで対応できなくなってしまいます。「毎日2時間、土日もずっと勉強しているのに、模試の結果が下がり続ける」という悩みで塾に相談にくる生徒だっています。勉強のやりかたがダメだと、残念ながら結果にでません。

勉強量が少ないか勉強方法が間違えているかのどちらかが数学が伸びない原因であることがほとんどですが、本当の原因など考えることもなく、クラスで数学が得意な友人をみて「センスあるんだろうなあ」とか考えてしまうひともいるでしょう。数学にセンスはそこまで必要ありません。勉強のやりかたを見直せば、あなたが「センス」だと思っている能力は手に入ります。

 

 


清須市の大学受験 相伝学舎
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