数学の勉強で、模範解答を読んでもどうしても分からないときってあるじゃないですか。その時に、2回、3回と解いてみるというのはよくある手段ですが、思い切ってすっ飛ばすっていうのもアリなんですよ。問題集の1〜30番を勉強していて、20番が分からないとします。そしたら、とりあえず30番までやり終えてしまって、再度1番からやり直していって、20番に来たときにじっくり考えてみる。
それで分かるようになることもあります。2周目でも良く分からなかったら、また放置して3周目にじっくり考えてみるのです。そうすると、1周目や2周目ではたいして重要だと思っていなかった一行が浮かび上がって見えてきたりするんですね。
中学までの数学は、解き方をさくっと覚えて、あとは計算練習しまくって正答率を上げるみたいなところがあるんですけど、高校の場合には問題の難易度がありえないほど上がるので、ちょっとしたテクニックではなくて、体系的な知識が頭に入ってこないと見えてこない筋道もあるんです。