高校1年生の授業で「定期考査期間も普通に授業進めるからよろしく」という話をしました。
大学入試とは長期的に行動できるかのテストでもあります。定期考査でちょっとやそっと頑張ったくらいでは後に残る実力はなかなかつきません。それより、ちゃんと後に残る勉強を1年、2年というスパンで積み上げていかなければならない。こういうのは学校じゃ教えてもらえないですよね。
塾では授業の欠席に関してどうこう言うことはありませんが、定期考査を理由に欠席するのだけは禁止にしています。授業を一回休んでもカバーしていくことはできると思いますが、大学入試で合格したい人が大学入試のための塾の勉強をたかが定期考査のために休むということ自体に問題があります。風邪で欠席するのと、定期考査のために欠席するのとでは問題が全く違う。前者はなんら問題ありませんが、後者は教える側からしたら「もう勝手にしてくれ」と思います。
逆に塾というのは週一回の受講でも、毎回欠かさずに出席することに意味があります。大学入試のための場所に、雨の日でもテンションが上がらなくても、とりあえず足を運んで通うことが長期的に入試を考えることに直接つながるからです。