塾では二週間後に二次関数の分野に取りかかります。この分野は超大事であると同時に難しいので、ヘボ高校の生徒でも、レベルの高い進学校の生徒でも、二次関数は勉強のやり方が下手だとここでコケます。
毎年必ず、「夏休み前後で二次関数死亡→9月頃の模試で数学死亡→塾に相談へ・・・」という生徒がいます。それはそれでなんとかしますが、虫歯になってからちゃんと歯を磨いておけばよかったと思うのと同じように、数学が出来なくなる前にちゃんと勉強のやり方を教わっておけば良かった・・・と思うくらいなら、最初からやっておきましょう。
逆に、二次関数をしっかりやっておくと、9月以降の模試で一気に偏差値upできます。みんなが死亡しているなか得意にするのだから、当然です。
これからみなさんが受験するだろう7月の模試は、まだ中学校の数学の延長線上なので、たくさん勉強しても思ったより結果出ないと思います。スタート直後のマラソンみたいな感じで。でも、9月以降の模試は二次関数が出題されるので、そこから「中学生の数学から成長していない人」と「高校の数学に切り替えていけた人」の差が出てきます。
しかも、二次関数で身につける解法は数II以降のほとんどの分野で登場するので、数II以降ほんとにラクになります。たぶん、高校生が難しいと感じる分野は二次関数が一番では?ここさえクリア出来れば、その先でつまづくのはよっぽどありません。
ということで、入塾を考えている人は二次関数が始まる前に来るのがおすすめです。