月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

自習室にこもろう

夏休み初日なので、自習室が満席近くまで埋まりました。今年は高3を対象に自習室に毎日こもりたい人を集って、毎日こもることをコミットしてもらうという塾業界のライザップを狙った新企画を始めました。同級生たちがみんなで楽しく学校の補習に出席しているなか、ストイックにひたすら自習という、大学受験の王道です。こんなの学力が上がるに決まっています。当塾で過去に劇的に学力を上げた生徒は全員このパターンです。

しかし、ただ自習室にこもるだけだと、同じく自習室や図書館、あるいは家にこもって勉強している全国の難関大学受験者との競争にはまだ勝てないので、いくつか工夫をほどこしてさらに効率を高めています。

効率を高めるコツは、ちゃんと自分の学力に合った参考書をチョイスすることと、一定のリズムを刻むという2点です。

とくに夏休みは前半はハイテンションで後半だんだんとやる気が下がっていくというマクロな現象と、日中もバテて集中力が切れてしまうミクロな現象が発生します。どちらも「やる気」の問題です。やる気の問題というと、気合いと根性でどうにかしろや!という方向に解決策がいきがちです。たとえば、宿題や補習を大量にふっかけるとかですね。でも、結局やる気というのは他人に与えられるものではないので、やる気が無い状態で消化した勉強に効果は期待できません。

やる気のムラをなくすには、気持ちを無くすことが一番です。万引き犯罪を日本からなくそうとしたら、万引きを合法にしてしまえばいいような発想で、やる気が問題ならやる気そのものを問題にしなければよい。

精神論ではなくて、問題を正面から考えて解決策を考えます。塾というのは、ちゃんと結果が出ることを最優先に教えていく場です。私は第一志望合格が見たいんですよ!

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp