月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

実は終わっている予選

愛工大名電が12回目甲子園出場を決めたという記事が一面になっていました。

この記事を見て思ったのは、高校時代に甲子園に出場したければ中学までに愛工大名電みたいな強豪校に入っておかないとダメだっていうことです。過去の出場校を調べてみると、愛知県内では、ここか、東邦高校か、中京大中京(ここも中京大附属じゃダメなのか?)、この3校に入っておかないと甲子園はキツイようです。

というわけで、それ以外の高校に進学した人は、どれだけ野球を頑張っても甲子園なんてほぼムリ。練習する過程で成長することもあるでしょうから無意味とは言いませんが、やり方としては間違っています。高校から本気出しても遅い。遅すぎます。

逆に、名電、東邦、中京、この3校の野球部に進んだ人は、中学時代の努力の方向が正しかったということになります。高校3年間を野球に捧げる価値がある立ち位置にいます。

大学受験でも同様です。東大に行きたければ東海高校、岡崎高校、旭丘高校あたりに進学しておかないとほぼムリだし、名大なら一宮高校とか向陽高校、三重大岐阜大なら○○高校・・・と続きます。

中学卒業までに、ほとんど勝負はついています。「よっしゃこれから試合だ!」と思ったら、実はあなたの予選は終了していて不戦敗でした・・・。

まずこの点を認識することが第一歩です。甲子園出場はチームでつかむものですから自分一人が超頑張っても弱小高校に居る時点でムリですが、大学受験は自分一人がよければ受かりますから受験マシーンになれば受かる可能性は出てきます。

 

 

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清須市の大学受験 相伝学舎
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