合宿にむけて生徒諸君の1日の勉強プランを聞かせてもらっているんですが、塾のサービスの中心をどこに置くべきなのか考えさせられました。
合宿というのは朝9時〜夜21時まで塾に滞在してひたすら自習するという当塾らしいイベントで、その時間で何をやるのかを生徒ごとに決めます。今回は参加者が高2、高3だったのでもうある程度日々やることが決まっているだろうと思って、「1日のやることリスト作って見せて!」と伝えたんですが、「なかなかgood!」というリストは感覚的には半分くらいで、あと半分はかなり改善の余地ありでした。
頭ごなしに否定するのも良くありませんので、高1とか高2のうちはある程度「それ失敗するだろうな〜」というのを見越して失敗したあと気づいてもらうという作戦をとることもできるのですが、それが高3になってくるとこの時期に失敗したらそれは浪人を意味することになるので日々のメニューを見直してもらうことになります。
日々の計画をたてるには、「まずチャート例題を暗記」とか「単語帳暗記」みたいな感じでボトムアップからやることも必要なのは確かなのですが、どうしてもボトムアップ「だけ」になりがちです。合格最低点をとるために、どの科目で何点とるのか?そしてそのために必要なことは何か?というトップダウンの計画が無いと大学受験は運任せのギャンブルになってしまいます。ギャンブルというか「あーセンター試験の得点率が70%しかないから第一志望の出願はムリだー、志望校さげよー」みたいなズルズルと下がっていく受験になりがち。
運任せではなく合格を意図的に狙っていくのなら、合格最低点をとるための必要十分条件をどう満たすか考えましょう。
この逆算の考え方を教えてもらえるなんて、うちの塾ってほんと最高ですよね〜。受かる人はこういうことを無意識でやっていて、受からない人はやってないんですよ。
自分で言うのもなんですが、私が塾開いて大変感謝している人は間違い無くたくさん居ますね!人生変わった人もすでに何人かいるでしょ!へへへ!