月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

口だけにならないように

私は昨日みたいに「出来ると思って頑張ろうぜ!」的なことを書くことが多いので、当塾は「僕、東大志望です」「私、京大志望です」と夢を持ってくるとても学力の低い高校生が年に1人は必ずいるのですが・・・また今年もそういう生徒が来る前に、釘をさしておきましょう。

こんな2×2のマトリックスを作ってみました。

 

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全ての人は、「限界を決める/決めない」「行動する/しない」で4パターンに分類できます。

 

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私が一番好きなのは、限界を決めずに行動するタイプ。希少種ですので、こういう生徒に出会ったらかなりのリソースを割いてでも応援します。

 

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次に限界を決めているものの、ちゃんと行動するタイプ。塾的には、ちゃんと毎日の自習をやって覚えることを覚えてくれれば次にどういう手を打ったらいいだろうかという前向きな気持ちになるので、このタイプも好きです。長い目でみても大きく失敗することはないでしょう。

 

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限界を決めているうえに、行動もしないというのは人間として全く魅力を感じません。こういう生徒はそもそも塾に来ません。

 

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最後、限界を決めずに「俺東大!」とか言うわりに、たいして勉強しないタイプ。一応、お金をいただいて勉強を教えますから、東大に行きたいと言われれば東大に受かるためにどうすればいいか考えますし、それが医学部だろうが早慶だろうがなんでも考えますが、色々考えて教えたあげくに実は家で勉強なんて全然やってないとなったら疲労感が半端ないのでなるべく相手にしたくないというのが本音です。

しかし、限界を決めない人が行動するのかしないのかは指導してみないと分からないんですよね。まあそれが面白いところでもあるのですが。なので行動する生徒でありますようにと願って、作戦を考えることになります。

 

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 受験生的には、ちゃんと上2つのどちらかのマスに入っているかどうか、確認してください。

 


清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp