受験が終わったあとに「こんなに勉強やらなくてよかったな」と言う人はなかなかいません。大学受験は高3の4月時点の第一志望に受からない人がほとんど(というかそもそも受験すらできない)なので、第一志望に届かなくて「もっとやっておけばよかった」と思うケースか、まれに第一志望に届いた場合には「受験勉強をやり切った。よかった」と感じることになります。もっとも、第一志望に届かなくても「やりきった」と感じる人はいます。それはそれで良いことです。
一方で、第一志望に受かって「受験勉強をやりすぎた」という人は見たことがありません。東大に余裕で合格というケース以外はなかなかその境地にはいたらないでしょう。
なのでほとんどの高校生にとって勉強を「やりすぎる」ということは実現できません。どれだけやっても「やり切った」か「もっとやればよかった」のどちらかです。なので、高校生諸君は自分が「やりすぎ」だと思うくらいやっても全然OKです。それで後悔することはありません。