月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

塾やってて嬉しいこと

ブログでは「補習は欠席すべき」とか「授業中は内職しよう」とかこれまで書いてきたとおり、私はわりとドライでさばさばした判断をすることが多いですが、塾の生徒に関しては割とウェット気味に考えています。清須のよくわからん場所にあって、五条や西春の管理教育がありがたいという風潮にあるなか「管理教育うんち」などと小学生レベルの落書きを主張している塾をわざわざ選んでくれるというのは、まあ私があまりに魅力的なのかもしれませんがとてもありがたいです。なのでなんとか第一志望に受かって欲しい、どうしたら第一志望の合格可能性を高められるだろうか、と常に考えています。

といっても高1、高2のうちは授業で教えたことをなんとか理解してついてきてもらうほかないので具体的なアドバイスになることはまれですが、高2後半以降は学力にバラツキもでるし志望校にむけた個別のアクションが必要になるので、接触が増えてきます。生徒のほうも志望校を変えるとかいろいろ悩みがあるとかで、私に相談することが増えます。塾が終わる22時に相談が始まって、その後24時近くまで話し合うということも珍しいことではありません。これが大人なら「まあ飲みいくか」になるんですが、高校生なので飲んでも自習室の水くらいです。

猛勉強して最終的に受かったら嬉しいし受からなかったら悔しいのですが、どちらにせよ私の塾の生徒はみんな一生懸命頑張るので、最後までよく頑張った姿は感動に値するし、最後まで小学生の落書き塾を選んでくれてありがとうという気持ちになります。

なので昨日みたいに受験の大変な時期を共有した生徒が訪ねてくれると、何事にもかえがたい嬉しさがあります。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp