月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

新高1のみなさん読んでるかな

新高校1年生のみなさん、希望の高校に受かった人はおめでとうございます。ダメだった人は、同級生の半分は同じようにダメだった人なので気にせず頑張りましょう。

さて、

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

という名言があります。アホは失敗しないと自分のダメさに気づかないが、賢いやつは他人の経験を見て自分の行動を修正できる、くらいの意味です。もちろん自分が経験してものごとを理解していくことも大事なことですが、こと大学受験においては時間勝負な側面があり、あんまり失敗しているヒマがありません。

今日も現役時代当塾に通っていて今年度某予備校で浪人生活をすごして難関国立合格をGETした生徒が報告にきてくれて、「高2から勉強を開始して3年間かかった。高1からやっておけばよかった」と言っていました。

みなさんが高1の春に思いつくような大学(名大、名工大、名市大など)に合格するには3年間めいっぱいやって、さらに試験当日に運も味方してくれることが必要です。私の感覚ではたとえば名大を高1で志望したとして、ちゃんと高3の1月に名大に出願できれば3年間の勉強生活はかなり成功したほう。ほとんどの高校生は途中で志望校を落とすか、センターで失敗して、第一志望の出願すらせずに受験を終えていきます。

そしてここからは商売のために言っているだけだろうと思われるでしょうけど、高1から塾通いできるならしておくべきです。学校で教える勉強と、塾で教える勉強はまったく次元が違います。この辺の高校だと高1の4月の段階で「塾通いは不要、学校のことだけやれば受かる」と言われると思いますが、そのような高校に通っていてさえ結局高3になったらクラスの半数以上はどこかの塾に通ってます。途中で気づくからです。

とか伝えても結局誰の耳にも届かないとは思いますが、未来のある高校生に近い位置にいる大人である以上、すくなからず伝えておく責務があると思いますので伝えておきました。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp