月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

行動を制限するもの

清須と桜山に校舎を2つ作ってみて気づいたことがあります。

清須は私の入る前の前の前くらいがもともと塾だったらしく、教室らしき広さの部屋と職員室らしき広さの部屋にわかれていたのでその間取りをそのまま使う教え方を考えてやってきました。一方、桜山のほうは大きい一部屋があるだけで私がいる場所と生徒がいる場所に仕切りがないので、その間取りでどう教えるかを考えてやっています。

清須のほうは一回の授業を2時間で区切ってやることで普通にしっくりくるんですが桜山のほうはどうもそのやり方で進める気になりません。空間の仕切りがない分、時間的に仕切るのも違和感があるのかもしれません。

こう考えると空間の設計に考え方や動きかたが左右されることが無視できないほど大きく、人間が特定の枠組みのなかで思考する生き物だとわかります。

枠組みとは空間のほかに、所属する環境(学校やクラブなど)や、それに伴う人間関係、あるいは時代背景も含まれるでしょう。

自分の行動を制限している枠組みはなんなのか考えてみると面白いかもしれません。

 

 

4月9日 散り始めてます。

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大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp