月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

感情移入力

朝塾で小6の生徒がとりくむ英語の教材を検討しようと思って、何か聞いたことがある洋楽とか洋画があるか聞いてみたところ「ディズニーだとリメンバーミー(2018年公開)」という返答がありまして、私のなかで最新のディズニー映画といったらズートピア(2016年公開)だったので、たった2年ですがジェネレーションプチギャップを感じ、これは不勉強だと思って早速その映画を見ました。

 

リメンバー・ミー (字幕版)

リメンバー・ミー (字幕版)

 

 

ここ数年はディズニーの映画をレンタルして見ると100発100中でかなりの感動とともに泣きます。私も気づけば33才になって、感情移入できるシーンが増えました。

リメンバー・ミーは途中まで予想通り、想定の範囲内のストーリーだったのですが、後半の展開は割と単純な脳をしている私には予想がつかず最後までどうなるのか映画に釘づけでした。

リメンバー・ミーというのは作中でもメインテーマとなる曲名で、長い旅にでる父親が娘に向けて「忘れないでね」というメッセージを込めて書いた曲なのですが、映画のなかでそれを歌うシーンは本当に泣けました・・・というか今も思い出しながら泣いてます。

感情移入できるシーンが増えたというのはそれだけ色々人生経験してきたということなのですが、今となって思い出すのは小2のときに「かわいそうなぞう」という映画を学校で見たことです。

戦時中に上野動物園にいたゾウを殺処分する話で、小2の私にはそこまでピンとくることがなくて「タイトルどおりかわいそうだな」くらいにしか思っていなかったのですが、クラスで西村さんという女の子がその映画をみて泣いていました。

私は小2の男子ですから「うわっ泣いてるよ!」みたいな感じで彼女のことを見ていたのですが、ストーリーに感情移入してクラスみんなでみている中でその感情を表に出せるほど心が発育していたということは今思うとすごい。

色々なことに感情移入できるというの大切なことで、感情移入できることは多いほうがいいと思います。今の私は火事した人に感情移入できるというレアな経験を手に入れたのでそこはいつか発揮する日がくればいいと思ってます。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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