月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

勉強が作業になっちゃだめ

塾の講習で学力を上げるといっても私に出来るのはあくまでその手伝いであって、実際には受講する本人がやるかどうかで決まります。夏期講習は生徒がひたすら自習することを前提にして設計しています。なので午前の90分だけしかやりません。それ以外の時間は自習して頑張ってくれというメッセージです。夏期講習に限らず、普段の授業も同様です。授業の前に、あるいは後で、自分一人で机にむかった時間だけ学力が身につきます。

勘違いしがちですが宿題をやる時間は自習時間に入りません。宿題というのはそれ自体を目的であるという時点で価値を持たない運命にあります。日々の自習というのは学力を身につけるための手段です。定番問題の解法を覚えて入試に対応できるようになりたいという目的があるからこそ、一度解いた青チャートを何度も解いて身につけようという気持ちになります。でもこれが「チャートの50番〜100番までノートに解いて提出」という宿題だったら、分かる問題は解いて間違えた問題は模範解答を赤ペンで1回写したら終わり、というただの作業に成り下がります。

毎日の日課が決まっていて、それぞれがどういう意味をもっているのか理解しているという状況が一番です。そういう状態に持って行く手伝いをしていきたいと思います。


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp