月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

志望校に合格するための条件は2

志望校に合格する条件は、志望校の試験を受けて合格最低点以上をとることです。

そして受験生にあたえられたリソースのうち最も気にすべきことは時間です。

では、時間を大切につかうにはどうしたらいいでしょうか?

 

私の考えを申し上げますと、

志望校合格にどのように結びついているかイメージを持ちながら勉強できていれば、時間を大切にできています。

逆に時間を大切に使えていないというのは、今とりくんでいる勉強がただ与えられたものを消化するだけでなぜそれをやっているのか自分でよく納得していない状況です。

 

当たり前のことです。でも高校生は定期テストとか学校の授業のようなノイズが多すぎて案外この事実をクリアに認識するのが難しい環境にいます。

試しに考えてみてください。もうあなたは高校の卒業資格をゲットして、明日からも高校の授業は続きますが高校に行く必要はありません。そんな状況になったら明日から何をしますか?

毎週の小テスト対策をしますか?補習に出ますか?定期テストの対策をしますか?

 

もし「そんな状況になっても、入試対策としてやる」というのならそれでOKです。自分がベストだと思うやり方を進めてください。

でも「そんな状況なら、もっと別のことをする」ということがあれば、それを実現するために時間を工面してくだしさい。

 

とかいって生意気なことを言ってますが、今の私は生活に困らない程度に塾が大きくなって、余裕が出てきてやりたいことがどんどん思いつくわりに、何を最優先で達成したらいいか全然分からなくなっていて、結局この半年くらい足踏みばかりしています。

あんまり人のことをいえる状況ではありませんが、言い訳をさせてください。

大人になると入試のようにゴールが明確に定まっている仕事というのはなくて、そもそも何をゴールにするのかから自分で決めなければいけません。

何をゴールにするのかというのは、世の中にあるまだ解決されてないない問題と、自分がやりたいことと、自分ができることを考えて設定しなければいけないし、設定したあともその解き方を自分で考えないといけないうえググっても出てきませんから難しいのです。

しかも私は能力的には中の中〜中の上くらいと認めないといけないくらい平凡なので、ちょくちょくフリーズしてしまいます。

というわけで私も一生懸命考えるので高校生諸君も考えてみてください。

決められた問題を解けないやつは決められていない問題も解けません!


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp