もういくつ寝ると、愛知県高校入試の合格発表ですね。
やっと高校入試が終わって、4月からとりあえず高校生だ〜と気が抜けている中学3年生のなかには、「大学受験ってきつそう」と思っている人もいると思います。
実際、塾の高3の生徒を見てると毎年のことですがかなりハードにやっていて「体力もつのかなあ」などと余計な心配をするくらいハードではあるんですが、正直いって高校受験より断然面白いです!
理由1「内申点がいらない」
これは一般入試の話になるんですが高校入試のときに必要だった内申点というものが大学受験では不要になり、入試当日の素点勝負になります。そのため、「先生に媚びを売る」という不毛な時間がなくなります。中学時代に授業中の「関心意欲態度アピール」とか提出物を期限内にきっちり出すことに窮屈さを覚えていた人にとっては天国のように感じられるでしょう。定期テストも毎回全力を尽くさなければならないわけではなく、1度や2度くらい赤点をとっても入試当日に合格点をとれば全部チャラなので気楽ですよ。
内申点がいらないというのは言い換えれば、「自分の学力UPにつながることだけやっていられる」ということになります。最高じゃないですか?
理由2「当面、英語と数学に集中すればいい」
大学受験の合否を分けるのは多くの場合英語と数学の仕上がりです。高校入試では5科目バランスよく取り組む必要がありましたが、大学入試ではまずは英数2科目だけに集中して取り組めるので、1つの科目をかなり深掘りして勉強できます。そのうち数学の難問が1問でも解ける経験をすれば、知的欲求を満たすことの楽しさを知ることができます。
だいたい受験科目を選べるっていうのがいいですよね。自分が得意な科目が理数系だったら、理数系が入試科目の大学から行きたいところを目指せばいいし、社会など暗記物がすきだったらそういう大学を選べばいい。
高校入試みたいに「全員5科目やれ」と言われると、どうしてもやらされ感出てきちゃいますからね。