月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

vs大手予備校

最近は当塾を検討している人の傾向に若干の変化が感じられていまして、大手予備校と比べてどちらにしようかなというケースがちらほらあります。今まではblog見て当塾を指名買いというか、面談して体験授業してよほど相性が悪くなければ他と比較されることなく入塾されることが多かったので驚いています。

うちの塾ほどまっとうな塾なんて愛知県内に他に何件あるだろうと私は思っていますので、アホな比較をするなあと思うんですが、大手と比較する人はたいていうちに来ません。おかしいですね〜。そういう比較検討をしている人ほど、学力が相当ヤバイ状況なので私のところみたいに「計算はコピー用紙にかけ!」レベルから始める指導が必要なはずなんですが。

当塾としては「勉強は自分がやるもので塾はあくまでサポート」と考えている人に来て欲しいと思います。そういう人には、毎週数時間の授業のみならず、自宅や自習室での自習も充実するよう丁寧に教えていきます。

 

大手予備校に行った方がいい人

「学校の授業を聞いて、自分で演習して、再現できるようになる高校生」、こういう人は大手予備校で授業を探したらいいです。

河合塾でも駿台でも東進でもいいし、名古屋市内だとSEAというところも良いと聞きます。

ただ、大手予備校をうまく活用できる人というのは「河合塾にいく」のではなくて「河合塾の○○先生の授業をとる」というスタンスで受講する人だというのは付け加えておきます。そんな評判を現役高校生が知る機会があるのかって思うかもしれませんが、それはあなたがそういう情報が入る層にいないだけです。

正直普通の公立高校生が大手予備校にいくと「河合塾にいっとけばいいや」的な発想で通うことになると思うんですが、そうやって他人任せの姿勢でいるとどれだけいい授業をとったとしても学力なんてつきません。あと受験に必要だからといって映像授業を100万円分くらい最初から提案される人、これも養分になる可能性が高いです。

有名な先生の授業を買うとなると、なんかすごいものを買って自分もすごくなれるんじゃないかって思いますよね。でもすごい自分になるには、授業を「きくこと」じゃなくて、聞いた後で「自分で手を動かすこと」、これが条件です。

だいたい世の中の高校生はね、みんなインプットした知識を消化しきれてないんです。トウモロコシを食べるだけ食べて、ほとんど消化されずにお尻からプリッて出てきてますよ。ちゃんと消化しましょう。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp