扉を開けたら中身スカスカ(だった)桜山校舎はもちろん、清須校舎も個人塾のニオイがプンプンするような内装なので、授業の数が豊富で設備もしっかりした大手予備校などと比べるとうさんくささがあると思います。
今でこそ色々な大学に合格した先輩たちがいますが、過去には「この塾で私の第一志望はちゃんと目指せるのか?」と不安になって「実績のあるところにしておこう」となって無事、大手の養分、じゃなかった、寄らば大樹の陰ということで安心して受験生活を送った人もいることでしょう。
合格実績というのも世の中でうさんくさいものの1つです。
どこかは知りませんが風の噂では、
ほっといても受かるような高校生を特待生制度で割安あるいは無料で受講させる
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ここなら安心だと集まった高校生から正規料金を集める。なんなら、大量に講座を受講させる。
というエコシステム・生態系が成立しているそうですし、じゃあ当塾みたいに特待生制度なしでどんな優秀な生徒でも一律正規料金というところなら違うのかというと、結局自分が猛勉強しなければ受かりません。塾の入試結果の公開はみなさんにとって全く意味がないと思うのですがその一覧を見ると私が懐かしい気持ちになるのでアルバムの1ページとして記録しています。
当塾の場合は、看板が無い(比喩としてもないし桜山校舎は物理的にもない)状態で生徒が集まってくるので、「ここなら安心」というより「ここでやってみよう」というメンタリティになっている生徒が多い分、結果を出す生徒が多いのかもしれません。
たとえばまだ当塾は名大理系の合格者がいないので「名大理系の実績ないの?怖いからやめよ」ではなくて「名大理系の実績ないの?じゃあ俺が実績第一号になってやろう」という気持ちになれる人に向いている塾だと思います。