月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

高校の先生は面談でろくなこと言わない 1

学校の面談で、「志望校無理だから志望校下げて科目数減らせ、もしくは推薦」的なことを言われたという生徒がいて、高校の先生はウンコだなという思いをますます強めました。

たとえ自分の仕事が毎年同じことの繰り返しで生きている気がしなくとも、生徒に当たってストレス解消するのだけはやめていただきたい。

私からみたその生徒の評価はまったく逆で、入塾後かなりのテンションで頑張っており今はまだ学力の変化が数字には表れていないものの、授業での答案添削を通じて学力がついていることは私には十分感じられるので、むしろ志望校目指してガンガンすすめるべき。

学校の先生のアドバイスあるあるなんですが、先生は模試の偏差値とか校内順位のような数字からしか判断しないのでアドバイスの精度が悪すぎる。むしろ言わないほうがマシだから黙ってほしい。

ていうか模試ってそこまであてにならないですからね。

結局生徒が合否判断されるのは入試であって、その入試と模試って似ても似つかないものだから模試がとけて入試がとけない、模試がとけなくて入試が解ける、なんていくらでもありえます。もちろん相関関係はありますよ。

今年、国立でセンター後C判定のところに出願した生徒がいて、C判定というと五分五分ということになりますが、私の感覚もその生徒の感覚も「いや、受かるだろ」というもので、そのまま出願して入試を受けた直後は「手応えありすぎて貫通しました」と生徒が言っていて、その後得点開示したところ感覚通り合格最低点をぶっちぎって受かっていました。

「いや、受かるだろ」と私が思った根拠は

・3年間でその生徒が消化した参考書の量と質

・授業中に解ききった数々の難問

・過去問の正答率

その他に生徒の性格(本番に強いか、本番までの直前期に落ち着いて過ごせるか)なども考慮していますが、これらの情報をもとに判断するのと、極めて表面的なことしか伝えてこない模試の偏差値から判断するのとでは、精度が全く異なるというのはおわかりいただけると思います。

学校の先生は、生徒のことをまじで全然みてないです。模試の数字だけみてあーでもないこーでもない言うなんて、その辺の大学生つかまえて「高校生相手にこの模試の数字で面談してみて」と調整するだけで実現できますよ。そんなの付加価値が低すぎる。

生徒の受験における判断の手伝いをすることって、教育現場では最もバリューを発揮すべき仕事で、逆に授業で勉強を教えるというのはスタディサプリでいいし、教えるのがうまい大学生のアルバイトでも代替できます。実は教えるというのはそこまで付加価値が高くないんです。

しかし面談というのはスタディサプリの先生ではできないし、教えるのがうまい大学生でもできません。生徒と長期的にコミュニケーションをとってきた人ではないとできない仕事のはずであり、そこにこだわらないでどうする??自分の存在価値がゼロといっているのと一緒です。付加価値へのこだわりがないのか?

生徒諸君は、面談での先生の言うことなんて真に受けるだけ時間の無駄なので、ちゃんと無視するか私に相談してください。

保護者のみなさんは、おめでとうございます。私みたいに生徒の答案を通じて入塾から受験最後の日まで見続けて受験の手伝いをできる人間はどうやら希有なので、熱心なgoogle検索の結果当塾を発見できたことは、とても高付加価値だったと思います。 

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp