月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

いばらの道というやつ

塾生の入塾時点の学力はかなりバリエーションに富んでいまして学年上位1割のところからさらに極めていくという人もいれば、学年下位5%のところからなんとかしたいという人もいます。

所属する高校も様々なので、公立中を基準に考えれば100人中毎回1〜3番に入るような生徒から下位はおそらく50番くらいまでというイメージなんですが学力のレベルがこれだけ幅広いのに志望校のレベルはみんな一緒という意味不明な状態です。

中学時代は自分の内申点からおよそいける範囲の高校がわかりますからその射程距離内から受験をしていくことになりますが、高校生にはそういう指標がないので教える側からみてかなりのチャレンジをしようとする生徒(ほぼ塾生全員ですが)が自分ではそこまでの認識をしていません。

もちろん私も難しさをわかっていつつも、実現する方法は絶対ある!とかなり前向きに教えています。

そういう背景があるので「定期テストなんて無視しろ」とか「補習サボれ、宿題捨てろ」と一見過激なことをブログで書いているんですが、目立とうとしているからではなく、塾生諸君たちの希望する合格を実現するために必要だからです。

高1、あるいは中学時代からかなり余裕をもって対策をするのであれば話は違いますし、実際にそういう生徒は高1高2のうちから志望校判定でBくらいGETしていることが多いんですが公立高の生徒でそういうケースはめったに見ません。

そういう余裕のある受験をしているのは主に私立一貫校の生徒なんですがそういう生徒ほど受験が近くなってくると、学校の勉強より塾の勉強というスタンスで加速していくんですよ。

一方余裕の無い生徒でいっぱいの公立高校は受験が近づくほど「放課後は補習だ!」とか「センター後も2月14日までは補習全員参加!」などと、全員で合格から遠ざかることをやり始めます。

この差いったいなんやねん。

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大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp