月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

時間の無駄

授業後の教室にこんな忘れ物がありました。

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とか嫌味っぽく言ってみましたが、消しゴムのカスは机の上だけでなく机から落ちて床も汚れるので塾内での利用を禁止したいくらいです。

消しゴムを使うメリットって何でしょうか?

計算ミスを消せるかもしれませんし、ちょっとした書き間違いを修正できるかもしれません。

しかし失う時間や最後にそれを処理する時間のほうがデメリットとしてそれなりに大きいはずなのに、あまり注目されません。

計算式を消している時間に学力がつくことは絶対にありません。10秒かけて丁寧に消すくらいなら、0.5秒で次の計算用紙を使って9.5秒を勉強にあててほしいです。

数学の授業では、A4の計算用紙を「1問につき1枚、オモテ面のみ」というルールで使ってもらっているとおり、計算用紙にかかるコストよりみなさんの勉強時間を増やすほうを優先しています。

消しゴムで消すのと次の計算用紙を使うのとで、どちらのほうが志望校の合格に近づくでしようか。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp