地球にかんする勉強はとてもイメージがしやすいので、知ればしるほど「楽しい」という分かりやすいメリットがあります。
一方で、高校生が学ぶ数学は「勉強して何のいみがあるの?」という純粋無垢な質問にさらされやすい性質があります。
これにたいしては自分で答えを見つけてくれればよいと思いますが、数学の勉強に限らず何かを知るということは想像力を獲得することにつながっていて、想像力というのはあればはるほど「楽しい」につながっていくように思います。
正直、数学で接線の傾きを求めてみても、回転体の体積を求めてみても人生になんら影響のないひとがほとんどです。しかし、接線の傾きを求めてみたり、回転体の体積を求める過程で、数学という範囲のなかで何が起こっているのか色々と想像しながら頭を使うのは確かな事実であり、そうやって目に見えないことを想像する能力が鍛えられると、その先の人生で目に見えることのみならず目に見えないことも楽しめるようになるので、死ぬまでの人生はその分だけ豊かになります。
なんだかんだいって死ぬまでを楽しく生きたい、ということは人類共通の想いであるはずなので、塾生諸君は今日もスマホと閉じて5問、青チャートを解いてから寝ましょう(結局そこかいっ!)