生徒10人にたいして、全く同じ問題を10回教えることになるので難しめの問題だとどこが難しく感じるのか、式変形で間違えがちな場所がどこかという情報は蓄積されていきます。
たとえば
全てのxでax^2+bx+c>0をみたすa, b, cの条件は?
という問題があると5人に2人くらいは
判別式D>0
を解きます。
「なんでD>0やねん、どうせ不等式が >0だからやろ!勢いあまってD>0ってか!」
と突っ込みます。
この手の技術的なことは私がやらなくてもそれこそ機械学習できそうなものです。
一方で、勉強ができない以前に、心の闇を抱えていそうなケースもあります。
解いてみた感じというか生徒と接しているなかで感じるものですが、これはコミュニケーションをとっているなかで生じる違和感がサインなので機械学習ではたぶん見つけられないと思います。
正直、勉強どころではないよなあという状況にいるケースがあるのも事実です。