月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

倍率も判定も関係ない

国立大学はそろそろ出願期間もおわって、出願した人は自分の受ける大学の倍率が気になる時期かもしれません。

受験において倍率すなわち受験予定者/定員の値というのは気になる存在ではあるがみなさんの入試には影響しません。みなさんの合否はくじ引きで決まるわけではないからです。

今までさんざん受験してきた模試結果も、こないだ受け取ったばかりの河合塾の万歳システムでの判定も同様です。

入試の合否は、最低点を上回るかどうかで決まります。

「この子はずっと模試でA判定だったから、最低点に5点足りないけど合格させてあげよう」

とはならないし、逆に模試で何判定だろうと出題された入試と相性が最高に良くて受かることだってあるわけです。

A判定をとったことがあることも入試倍率が低いことも、合格するための必要条件でも十分条件でもありません。

合格するためには入試を受けることがまずは必要条件で、さらに入試で最低点を上回れば必要十分条件です。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp